宣言的知識(Declarative Knowledge)または記述的知識(Descriptive Knowledge)または命題的知識(Propositional Knowledge)とは、知識の一種であり、宣言的文章(A は B である)や暗示的命題(A ならば B である)の形で表現さえる*
宣言的知識は、「ノウハウ」または手続き的知識や単なる知識(何かの存在についての知識)とは異なる。
知識と信念の違いは何だろうか? 信念とは、個人の精神に存在する内的な思考や記憶である*
多くの人々は、信念が真実であり正当化される限りにおいて知識の一部とみなす。
哲学におけるゲティア問題は、信念が知識として受容されるにあたって必要となる条件を問うものである*
この問題に関しては認識論の項目が詳しい。
人間は知識を得るために様々な手法を利用する。
第1の定義によれば、ある出力を得るにあたってそれを作成する方法ではなく、出力の性質を記述することを「宣言型」と称する。
例えば、HyperText Markup Language HTMLは、ページがどう見えるかを記述するものであるため、宣言的である*
HTML はタイトルやフォントやテキストや画像を指定するが、具体的にコンピュータの画面にどう出力するかは記述しない。
この手法は、FORTRAN、C言語、Javaなどといった命令型プログラミング言語とは全く異なる。
命令型では、プログラマは実行すべきアルゴリズムを明確に記述しなければならない。
つまり、命令型プログラムでは目的を達成するためのアルゴリズムを明示的に示し、宣言型プログラムでは達成すべき目的(出力)を明示的に示して、それを実現するためのアルゴリズムはソフトウェア(言語処理系)に任せる(例えば、SQLの select 文は選択すべきデータの属性を指定し、データ選択の方法は示さない)。
宣言的記憶(Declarative memory)とは、人間の記憶の一種で、事実と経験を保持するもの。
宣言的記憶は意識的に議論したり、宣言(言明)したりすることができる。
このため陳述記憶とも呼ぶ。
宣言的記憶は意識的に記憶さえる*
一方、手続き記憶(非陳述記憶)は意識しなくとも記憶さえる*
教科書を使った学習や知識は宣言的記憶として保持され、心の眼(mind”s eye)で再体験できる。
対照的に手続き記憶は技能を扱う。
宣言的記憶は忘れることがあるが、頻繁にアクセスされる記憶はそれだけ長持ちする。
宣言的記憶をよく保持するには、記憶術や反復練習の一種である active recall(積極的に思い出すこと)を利用することがよいとさえる*
宣言的記憶は以下の2つに分類される: